VATの貼り付き
  • 先日導入してテストを行っているところですが、100um分解能でほぼ全面利用したモデルを出力すると、露光開始直後
    の土台作製中に、Zテーブルが上がる際にVATごとわずか持ち上げてしまい、その後無理矢理VATが剥がれるわけですが、
    その行程でZ軸がずれるようです。ずれた結果、以降のサイクルでZテーブルをVAT表面に押しつけるらしく、異音と、
    露光後のVAT横滑りがジャムります。

    なお、VATは出力前に水+石鹸で洗浄(こうすると少しマシ)、土台はHashで全面に広げています。
    VATの利用回数ですが、現在の所4,5回というところでしょうか。まだ、表面が白くなってはいません。

    リカバー方法としては、持ち上げが無くなった時点で露光をシャットアウトして数回露光をパスすると、
    横滑りの抵抗がなくなり、問題が解決します。が、あまりスマートではないので、ちゃんと設定で回避したいです。

    初期露光時間を調整すべきか、初期露光後のZテーブル持ち上げ動作を抑制すべきか考えていますが、何か
    効果的なアドバイスがありましたら御願いします。
  • 上昇スピード1.JPG
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  • 有り難うございます。試してみます。
  • 最近導入し同じ現象により、サンプル以外まともにできてない者です。
    設定はHotproceed様の言われる通りにしていますが、解決できていません。
    同じようにVATに2、3mm上に上がる隙間があり、持ち上げてしまいます。
    私の場合、10*20*10mm(XYZ)以上の面積、VATと水平のものを作るときに起こり、中身が空洞の球体でも起きました。
    4時間の作業を隣で見ていたのですが、残り30分のときに剥がれ落ち、スイーパーを変形させてしまう事態になりました(手で直る範囲です)

    ただ、失敗の積み重ねでわかったことがあります。
    このプリンタの弱点とも言える物かと思います。
    「表面張力」・・・
    湯船で洗面器を持ち上げようとする時と同じで、かなりの力がかかります。
    解決策は、「レイアウト」の段階で角度をつけて設置する・・・になると思います。
    本来ならそのままのほうが綺麗に仕上がるのですが、失敗(既に5回)するよりは品質は下がりますが、サポートをつけて斜めに作る・・・
    ものによってはこの方法になるかと思われます・・・
  • >BELLさん
    引き上げ式と呼ばれる光造形機では、多くの機器で起こりえる現象です。
    造形したいデータの平たい面を出来るだけ斜めに配置するのが望ましいのですが、そうすると
    サポートの配置が難しくなるというジレンマが起こります。
    私もいろいろなデータで行ってこちらに投稿したいと思います。
    ありがとうございます。