忘備録
  •  とりあえず、行き当たりばったり的な使い方なので
    使い方忘れない用メモ。

     jpg読ませる場合1000dpiモノクロの2値で作成
    白と黒の境界線をレーザーで切っていくので黒線だとレーザーが往復することになるので
    黒で塗りつぶした形状にすると良さげ。

     切断中小さな部品が落ちて正確に切れないようなケースではプラモデルのランナーのように
    ごくごく小さな部分を残して切るという方法がある。

     jpg読ませて誤動作する場合がある
    どうやら画像のフチ部分に黒い部分があったりすると端を見失なってるような気がするので
    対処法として画像作成時にフチが白くなるように作ると誤動作しにくいようである
    ついでに外周部に直線で枠作っておくと材料使い回す時に便利かも
    白塗りの四角の中に外周切断用の枠、そして切る形状みたいな感じ。

     低速で切る場合や大面積を彫刻する場合は材料に熱がこもって反りや歪みが発生することがある。

     高速で切ると熱の影響は少なくなるが機械がスピードに追いつけなくて切ったラインが変形する事がある
    なにか微妙に歪んでるとかだとこのケースかもしれない
    鋭角的に曲がる部分があるとモーターの遅れで線がズレたりする。

     PPシート等、熱伝導の高いやつを切るには両面に濡れたコピー紙を貼って気化熱で冷却すると多少ましに切れる
    ただ、ガスの成分がまわりに付着したりするので注意が必要かも
    あと、時間はかかるが彫刻モードで切ると熱はこもりにくいが前者に劣る。

     プリント基板の銅面側にスプレー塗装して彫刻するとペイントのみが蒸発してエッチングマスクが作れるが
    反射の影響は謎、あとパターンは太めに作らないと細くなりすぎる
    あとはオキシドールやクエン酸や塩を100円ショップで買ってくれば安く基盤が作れるかも。

     イラスト等を彫刻する場合、細部がほとんど見えないことがある、これは恐らくレーザーの照射時間が短すぎて
    材料の温度が上がらないためと思われるので細い部分を無くす方がよいかも。

     冷却水のポンプが関東だと周波数の都合で吸い上げに難がある、なので呼び水をしなければならないのだけど
    衛生的にイヤとか車のクーラントとか使ってるとかで口で吸うのはよろしくないと思う場合の解決法として
    ホームセンターで蓄圧式霧吹きを買ってきて霧を拡散させる部分を取ってホースの排水側を差し込み
    水を送り込むと簡単に呼び水になる、たまにホースから水が抜けることがあるので近場においておくと便利かも。

     起動直後にテスト切りするためのデーターと端材は用意しておいた方がよいかも
    素材の種類や厚みや気温で条件変わるので10mm角くらいの切り出して様子見。


  • ABS樹脂を切断してみた所PPシートほどではないが熱伝導がよいらしく
    端面が溶けてもりあがる
    黒色しか切っていないので見えないがコゲもあるよう
  • ABB樹脂板にぬれたコピー紙をはった状態で切ったところ多少の改善はあるが完全ではない
    あと、周囲がもりあがる=切りしろが大きくなるので熱がこもりやすい形状では寸法を考慮しておかないとガタが出る
  • abs板は熱がこもりやすいので密集した部品の切り出しでは反りが発生してまともに切れなくなることがあるようだ
  • 冷却とガス付着防止のコピー紙貼りの新しい方法
    コピー紙に3Mのスプレーのり55をかけたあと水中で樹脂版にはりつける
    貼ってから濡らすと伸びてシワが出るので水がしみ込んでから貼付けて
    ペイント用のローラーで押さえつけて
    乾燥する前に切る
    ノリをつけるのは切断箇所が乾燥してはがれないようにするため
    ABS樹脂版2mmではそれなりにうまくいった
  • 細かい図形が密集してガスが大量に出るケースでは
    排気口から遠い手前付近の切断でレーザーの経路がガスで邪魔されて出力が落ちるケースがある
    とりあえずは部品の配置で対策
    可能ならば排気ファンのパワーアップも検討したほうが良いかもしれない
    関東は50Hzなので冷却ポンプのように関西より出力が低い可能性もあるかも
    炎が出るので同様にコンプレッサーもパワーアップしたいかも